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長湯温泉に暮らし 久住山に遊ぶ

自然を愛する人たちへ発信

05/18

Sun

2025

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06/19

Thu

2014

久しぶりに、おテントウさまがお顔を覗かせてくれました。気分も明るくなります。寒さも多分今日で終わり。ストーブも今度こそ倉庫に入れてもよさそうですね。
 昨日のミツバチの話に続いて、今日は蜂蜜。蜂蜜にはニホンミツバチの蜂蜜とセイヨウミツバチの蜂蜜の二種類あります。味はかなり違い、前者は濃密で後者はサラッとしています。値段はニホンミツバチの蜜の方がセイヨウミツバチのそれの約10倍します。ニホンミツバチはセイヨウミツバチに比べ蜜が採れにくいからです。市販されている蜂蜜は主にセイヨウミツバチから採ったもので、それもほとんどが輸入物です。
 ミツバチが蜜を採る蜜源植物としては、レンゲ、ミカン、菜の花、、ハギ、トチの木、アカシア、クリ、ハゼの木、ウメ、桜,柿、ツゲ、カボチャ、クローバー、セイタカアワダチソウなどがあります。
 最高の味とされる蜂蜜は阿蘇、久住などの高原に自生するハギの花からミツバチが集めた蜜。生産量が少ないためあまり流通せず、私も食べたことがありません。次にレンゲ、確かにこれは美味しい。最も一般的で、最も喜ばれる物。外国ではレモン・ミカンの蜜が一番喜ばれます。確かに少し酸味がありトーストに合いそうです。次に好まれるのがアカシアで以下トチ→菜の花→クリ→ハゼ→セイタカアワダチソウの順です。クリは日本では下等とされている蜜ですが韓国では高級品として扱われます。ハゼとセイタカアワダチソウは蜜量が多く、しかも花の時期が遅いのでミツバチの越冬用の餌として使用され市販されることはあまりありません。写真はクリの花。今は花が少ない時期なので貴重な蜜源植物です。
(久住山の仙人)
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06/18

Wed

2014

今年はいつまでも寒いです。お年寄りの家庭では今でもガンガンとストーブを焚いています。もうすぐ7月というのに、気候はかなりヘンです。
 こんなに寒いとミツバチの活動も鈍いです。4-5年前、世界的にミツバチの疫病が流行り、日本も例外でなくミツバチが激減しました。しかし近年少しづつ数が増えているようです。
 私は35年ほど前からミツバチ飼っています。ミツバチを飼育するようになった動機は
1)50年ほど前にテレビで、当時の石田国鉄総裁の趣味がミツバチ飼育ということを知った
2)同じくその頃、森鴎外の小説にミツバチを飼うことの描写があった
3)35年ほど前フランスとスイスに行った時、各家庭にミツバチの巣箱が置かれているのを見た

 最初は大阪市羽曳野市の住宅街で西洋ミツバチを飼育しました。石油缶1-2個分位、多量に蜂蜜が採れました。大分に戻ってからは日本ミツバチを飼育しています。これはあまり蜜が採れず一升瓶1-2本位です。 ただ蜜の味は、日本ミツバチの蜜は西洋ミツバチのそれに比して格段に良い。
 最近はミツバチが増えてきたため、写真のような巣箱が道脇のあちこちに置かれているのが見られるようになりました。ミツバチの回復は嬉しいですね。(久住山の仙人)

06/17

Tue

2014

木の話の続報

ケヤキ、ヤマザクラ、モミジ、ヤマナシ、ケンポナシ、クワ、イヌエンジュなどの他にも高級木材はあるよ、とのご意見。そうそう、カヤ、キリがありました。他に、そう高価ではないがクス、カツラ、イチョウ、トチなどもありますね。宮崎のカヤ、東北のキリなどは1本が数千万円もするような木があるようです。
 最近、隣町で一番の「山持ち」が倒産し、40町歩の美林の杉山を僅か4千万円で福岡の不動産業者に売却してしまいました。昔(約55年ほど前)、まだ車が珍しい時代、久住の町に外車が時々通りました。その外車の持ち主は隣町の熊本県小国町の山林地主達で、別府に遊びに行く途中でした。昔は山持ちイコール大金持ちでした。ちなみに大分県一の山持ちは日田市の人で8百町歩、九州一の山持ちは薩摩の殿様、嶋津さんの末裔(都城嶋津)で2-3千町歩、日本一の山持ちは島根県の○○さん(竹下元首相のスポンサー)で「一雨何千万円」と言われた人。日本史上最悪の賄賂王、山縣有朋陸軍大将の末裔は今では栃木県で広大な山林を所有する林業家とか。学生時代に奈良県吉野の山持ちのボンボンがいたが、吉野の山持ちは山林を小作人(管理者)に貸出し、本人は日本一の高級住宅地、芦屋のお屋敷に住んでいるとか。昔は山を所有するということはステイタスだったが今は補助金をもらって経営はやっとこさの状態のようです。戦後植林されたスギやヒノキの山は手入れもされず荒れ果て土砂崩れの原因になっています。困ったことです。
 写真は床柱としてクワとともに最高級の木として知られるイヌエンジュの幼木。 (久住山の仙人)

06/16

Mon

2014

「赤川登山口」から「扇ヶ鼻」を経由して「久住山」に登りました。

12時まで仕事。
11時30分に、丼茶碗に納豆2パックと生卵2個を入れて
かき混ぜたものを噛まずに一気に胃に流し込む。
こうすると、5時間はエネルギーの補給なしに山を歩き回ることができる。
皆さんもお試しあれ。

12時30分;赤川登山口 出発
14時10分: 扇ヶ鼻   到着
15時25分:久住山頂上
(扇ヶ鼻には戻らず)
16時50分:赤川登山口 下山


感想:

 このコースを歩くと少しは疲れを覚える。特に赤川コースは急峻。
週に一度、このくらいの難度のコースを歩くと体調維持に役立つ。
 ミヤマキリシマは窪地ではきれい。
しかし風が当たる所は全く花が咲いておらず木も枯れかかっている。
特に、「扇ヶ鼻」と「肥前ヶ城」辺は全滅状態。
私が思うに中国からのpm2.5が影響しているのであろう。
困ったことだ。

 この時期、久住山を彷徨することは大変気持ちが良く仙人になった気分。
息子が高校生の時に使用していた緑色の体操着と使い古しのワイシャツを着用して
歩くと特に気分爽快。
久住山登山は「喜びの極み」。

(久住山の仙人)

06/15

Sun

2014

今日の長湯・久住は薄曇り。少々肌寒いです。散歩していたら、道路脇に伐採された杉の丸太が積み上げられているのを見ました。最近、伐採されたスギ、ヒノキをよく見ます。木材市況が良くなってきたのかな。円安で輸入木材が高くなってきたからかな。零細林業家の私としても嬉しいことです。
 ところで木材のことご存じですか。スギは切断面が赤い色をした木が上質。黒色をしたのは価値が低い。このことは他の木においても共通の判断基準。スギの品種としてはアヤスギが上等。大分県日田地方に多いヤブドオシ(ヤブクグリ)は中等。ヤブクグリは根が曲がる欠点あり。日田ではこの曲がった根の部分で下駄を作る。宮崎県の飫肥地方由来のオビスギは下等。成長は速いがその分、材質が疎でスカスカ。今まで九州で一番値段の高かったスギは熊本県阿蘇の「国造神社」のご神木で1本の値段が9千万円。私が関係する城原八幡社のご神木も雷が落ちて先が折れていたにもかかわらず2千5百万した。しかしこれで驚いてはいけない。ケヤキの古木は1億円を超えることも珍しくはない。日本で珍重される木はケヤキ、ヤマザクラ、モミジ、ヤマナシ、ケンポナシ、少し値段が下がってセンダン、クリ、クルミなど。尚、単位容積(1m立米)当たりの値段ではクワとイヌエンジュがダントツで高価。最高級の床柱はこれである。ヒノキはスギの2倍、マツはスギとヒノキの間位の値段である。写真はスギの丸太。断面は赤い。
(久住山の仙人)

プロフィール

HN:
久住山の仙人
性別:
非公開
趣味:
三味線、尺八、登山
自己紹介:
長湯温泉でノンビリ暮しています。登山、尺八・三味線、農林業など、いろいろ趣味を楽しんでいます。神社の神主もしています。

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