知人が生後間もない子猫を拾ってきた。
久住高原に段ボール箱に入れられて捨てられていたとのこと。
翌日、他にも捨てられた子猫がいるのではないかと気になり、同じ所に行ってみたとのこと。
すると、そこにはイタチを捕獲する罠が2個設置されていたそうだ。
どうやら、子猫を捨てた人は、子猫を捨てたことに罪悪感を感じ
子猫を罠で捕らえ再び飼うことに決めたようだ。
その後ほどなく、知人は猫を捨てた人物と現場で出会ったとのこと。
猫を捨てた御仁は30歳後半の二児の父親。
自分の子供が子猫に被って良心が咎めたのだろう。
8匹を捨てて7匹まで回収し、残り1匹を捜しに現場に毎日通っていたとの由。
残りの1匹を知人が拾って育てていることを知り、彼は安堵の表情を浮かべたとのこと。
猫を一旦捨てて、それをまた回収にくる人、
捨て猫を拾って育てる知人
世の中には本当に優しい人がいるものだ。
見習いたいと思うが、実行となると難しい。
(久住山の仙人)