夜8時頃、久住→庄内線の農道を散歩していたらイノシシに出くわした。
イノシシと出合うのは、そう珍しいことではない。
大抵は相手が逃げるか、お互いが無視して通り過ぎる。
ところが今回は違った。
「キーキー」、「フー」と威嚇の声を出しながら、ものすごいスピードで
私に突進してくる。
ただ、3メートル前ほどで急停止する。
それを3回ほど繰り返し、さらに私の周りを駆け回る。
生きた心地がしない。
すると運良く軽トラが通りかかり、イノシシは逃げてしまった。
実は3年ほど前にも同じような経験をした。
その時も今回と条件がほとんど同じ。
時期は6月初旬で蛍の出る頃。
時間も日没1-2時間後。
どうも子育て中のメスの縄張りに私が侵入したためらしい。
しかし、イノシシの威嚇は迫力がある。
「全身の血が凍り着く」とはまさにこのことだ。
(久住山の仙人)
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