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長湯温泉に暮らし 久住山に遊ぶ

自然を愛する人たちへ発信

05/18

Sun

2025

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06/06

Fri

2014

「野生を食べる」 の続き

「野生を食べる」の反響が大きいのでコメントを紹介

(野生動物の部)

ヘビ:くたみ地方(大船山の麓)ではアオダイショウ以外は、すべての種類のヘビを食べている。アオダイショウは大きくて、生臭く、家のネズを捕ってくれるので食べる気にはならないとのこと。マムシとシマヘビが好まれるが本当のところヘビはすべて同じ味。マムシは色の赤い赤マムシは5千円、普通の青マムシは3千円くらいで今でも取引されているとのこと。

サル:久住町の白丹地区にはサルを狩る人がいたとのこと。肉も食べるがサルの肝臓と胆嚢が目的。漢方薬「熊の胆」の代用品で高く売れるとのこと。

タヌキ:処理と料理方法次第で美味くも不味くもなるとのこと。

キツネ:肉は少ないがクセがなく美味しいとのこと。

赤犬:私の子供の頃(約50年前)には竹田市の宮城・城原地区に赤犬とよばれる小さな日本犬がいた。今の柴犬よりかなり小さく(豆シバくらい)、赤茶色をしており、見た目は可愛いが、とにかく気性が荒い。猟犬として猟師が飼っていたが、猟師がいなくなったのと犬の気性が荒くペットに適さないため絶滅してしまったようだ。赤犬は昔から密かに食用にされており美味いらしい。

ドジョウ:田植えをしていて田んぼで捕まえた時、滋養があると言って丸飲みしたとのこと。
寄生虫は大丈夫?

サワガニ:カニを潰して味噌汁にした「がん汁」を食べたとのこと。美味しそうだが寄生虫は?

柳虫:昆虫の中では一番美味い。大きな柳の木の皮を剥げば1本の木から沢山採れるとのこと。
炒めれば最高の味。この虫の正体は多分、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)?。

(植物の部)

ツクシ:よく食べられていて、卵とじは最高。

イタドリ:宮崎県の山間部では漬物にして食べる。登山に行って食べたことあり。

榎の実とムクの木の実:小さいけど美味しい。

マタタビ:生食はしないがアルコール漬けにして食べる。
「猫にマタタビ」として有名だが、竹田地方では古くから「若者にマタタビを食べさせるな」の言い伝えあり。多分、人間にも催淫作用のようなものがあるのであろう。

写真はマタタビのツルと葉。この時期は葉が白いので目立つ。(久住山の仙人)
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06/05

Thu

2014

虫を食べましょう

野生の獣肉→山菜→野生の果実   →最後に虫

このまま人口増加が続けば家畜の肉や魚は不足し、人類は必然的に虫を食べなければならなくなるとか。そこで虫について。

(私が今まで食べた経験のある虫)

ハチの子:バターで甘辛く炒めて食べた。ものすごく美味しい。
ハチの親:上記と同様の調理方法で食べたが口中に固い針や足が残り食べられなかった。
イナゴ:信州に登山に行った時に佃煮を食べた。エビに似てて美味しかった。
カイコ:韓国釜山の通りで買って食べた。形はポテトチップに似ていたが油臭くて食べられなかった。
カタツムリ:虫ではないが、5歳頃にサザエのつぼ焼きのようにして食べた。美味しかった。
タニシ:小さい頃に何度か食べた。美味しい。
マムシ:これも虫ではないがウナギのかば焼き風にして食べた。肉はほとんどなく骨を食べている感じ。しかし美味しい。30年ほど前、久住山の麓の村で10歳くらいの少年が皮を剥いて日干乾燥した串刺しのマムシ1匹丸ごとをムシャムシャ食べながら歩いているのを見た。ワイルドの極みと感動した。その少年は今では立派な自衛隊の中堅幹部になっている。

(食べたことはないが食べたという話を聞いたことがある虫)

柳虫:しだれ柳の病気になったコブに棲息する虫。見たことがないのでどんな虫か判らない。炒めて食べると美味しいらしい。釣りの餌としても使われるらしい。
カミキリムシの幼虫:シイタケの原木に棲息。美味しいという。
ゲンゴロウ:焼いて食べると美味しいとのこと。ただ、今ではゲンゴロウはほぼ絶滅。
ガザムシ:正式な名は知らない。川底に棲みムカデに似る。本州では美味として珍重されるとか。見た目は気持ちが悪く食べる気になれない。
カワニナ:タニシみたい。 
ムカデ:食べたことがあるという人から話を聞いたことあり。本当に食べたのか疑問?話では、あまり美味しくないらしい。今でもムカデはビンに油漬けしてケガ、ヤケドの薬として利用されている。効能は?多分無かろう。
 
 (食べてみたい虫)

エンマコオロギ:太っていて美味しそう
スズムシ:小エビのテンプラみたいに衣をつけて天ぷらにしたら美味いに違いない


 (これから食料として利用されるであろう虫)

アリ、ハチ、ハエ、カイコ。私はハエの幼虫の「うじ虫」が有望と考える。
今は、食堂で料理を注文するとき、ビーフ、ポーク、チキンなどと注文するが
将来は「アリ」「ハチ」「ハエ」「カイコ」などと注文するようになるに違いない。
今から虫を食べるのに慣れておかなくては生きていけない。
皆さん、虫を食べましょう。 
 
写真は田植えの終わった水田。
梅雨時の水田は美しい。
今、久住、長湯の村は「さなぶり」に入った。
「さなぶり」とは「田植え休み」のこと。
良い響きで好きな言葉だ。

(久住山の仙人)

06/04

Wed

2014

前回のテーマが「山菜」だったので今回は「野生の果実」

5月の連休の頃、暖かくなると、まず

・クサイチゴ:赤い実の野生イチゴ。栽培されているイチゴと違って酸味がなくて甘く文句なく美味い。量も多く採れ、私は子供の頃、学校帰りによく採って弁当箱に入れて持ち帰った。杉林の中などに多く自生しているので、テンやタヌキの格好の餌となろう。

・モミジイチゴ:キイチゴともいう。小さな木に黄色い綺麗な実をつける。これも甘く美味い。
惜しむらくはクサイチゴほど多くの量は採れない。

・ウグイスカグラ:ご存じない方が多いかもしれない。小さな低木にグミに似た真っ赤で綺麗な実をびっしりつける。口に入れると甘い果汁が口中に広がりとても美味。舌に小さな種が残るのが特徴。野生の果実の中で一番美味しい。

・クワ:今が時期。酸味の無い甘さで誰もが好む。食べると口が紫色に染まり、子供時代を思い出し郷愁をよぶ。

・カジカイチゴ(?):これも珍しいかも。これからが時期。小さな1-2mの低木にクワに似た実が成る。ただし実の色はカーキ色。甘くて美味しいが口に小さなトゲのような物が残るのが難。

・ケンポナシ:これも食したことのある方は稀なのでは。色は茶褐色をしており、形は菓子のカリントウに似る。味は苦味が少しあるが甘い。昔、食べたことがあるが今は木を見かけない。木は高木で高級材木となり、皇室の家具はこの木で作られた物が多いという。

・イヌビワ:海岸部には多いが久住、長湯にはない。真っ黒いビー玉ほどの大きさの丸い実。甘く美味しい。

・クルミ、クリ、アケビ、ムべ、サルナシが秋に実ります。

写真はクワの実


北海道は異常に暑いというのに久住・長湯は異常に寒い。私、恥ずかしながらパッチをはいています。実家では両親が石油ストーブをガンガン燃やしています。6月というのに少し変です。
(久住山の仙人)

06/03

Tue

2014

 久住・長湯地方は日曜日までは半袖でも暑く、昨日と今日はジャンパーでも寒い、気温の変動が極端です。写真はウドです。日本の山菜の中では味においてはタラノメと双へきです。「ウドの大木」という言葉でも有名です。
 私は神職でもありますので、肉と魚を食べることには少し抵抗感があります。代わりに野菜を沢山食べます。山菜も沢山食べます。季節順に列挙すると下記のような物を食べました。

ヒラタケ→ササナバ(赤いキノコ)→セリ→クレソン→ゼンマイ→ワラビ→コゴミ→タラノメ→ユキノシタ→藤の花→モウソウダケ→フキ→ウド→ハチク→ゴサンチク→(今からは)→マタケ→シホウチク→ヤマイモ
 
 子供の頃は、山菜は苦くて食べれませんでしたが、年齢とともに味覚が変わってきているんでしょう。今は山菜をとても美味しく食べれます。

                                  (久住山の仙人)

06/02

Mon

2014

ツチノコを見た、証拠写真掲載。

前回のカラスヘビの写真が気持ち悪いと不評でしたので、今回はヘビはヘビでも愛嬌のあるトックリヘビ(ツチノコ)のお話と写真をお届けします。
 ツチノコは体長50センチ前後。その特徴はビール瓶のようなずんぐりした胴体。体色は茶褐色か黒褐色。ツチノコの気性は極めて荒く、人を見ればジャンプして飛びかかってくる。
 私がツチノコを目撃したのは、大分県竹田市直入町大字長湯にある「長湯ダム」に流れ込む川に架かる橋。迫力のあるこのツチノコの写真をとくとご覧あれ。

 このツチノコのモニュメントが建てられたのは、旧直入町役場勤務の総務課長I・T氏がこの場所でツチノコを目撃したため。I・T氏はいつも髪を七三に分け、それをしっかりとポマードで固め、服装はどんな暑い時でもきっちりした隙の無いスーツ姿。超真面目人間で嘘は勿論、冗談も言えないような方です。彼の目撃談の後に、町の人々が総出で「ツチノコ捕獲作戦」を展開しましたが、残念ながら発見には至りませんでした。しかしI・T氏のこの目撃を記念して、直入町がこの目撃場所にモニュメントを建立した次第です。
 実は、かく言う私も実際にツチノコを目撃したことがあります。今から50年ほど前、私が12歳、小学校6年生くらいの時。場所は、このツチノコ橋から約10キロほど離れた久住町を流れる久住川。夏の日の午後、久住川から水を取り入れている幅1、2mほどのコンクリートでできた用水路の中を歩いていた時のことです。用水路は水を抜かれて小さな水たまりがアッチコッチにできており、中に取り残された小魚がたくさんいました。私はそれを見るため用水路の中を歩いていたのです。すると歩いていたら突然ビール瓶のような物が地面から起き上がり、私を攻撃しょうとしたのです。私はビックリして用水路の中をもと来た方に走ってって逃げました。ツチノコ騒動が全国で起きたのはそれから10-20年後。もちろん当時、私はツチノコの存在を知りませんでした。このビール瓶のようなヘビの話を皆にしましたが誰も信じてはくれませんでした。イタチだったんでは?。ヘビが魚を飲み込んでいたんでは?私は田舎に育った子ですので、イタチや獲物を飲み込んだヘビをこのツチノコらしき動物とを見誤うはずがありません。あの異常に大きなお腹と攻撃姿勢は今思えばツチノコだった。大人になってからツチノコ騒動が全国で起きましたが、あの時見たのはツチノコだったのだと今も強く確信しています。
 この記事をご知り合いの方にも読んでもらえるよう広めてください。ツチノコの情報を知りたいので。
                    
(久住山の仙人)

 

プロフィール

HN:
久住山の仙人
性別:
非公開
趣味:
三味線、尺八、登山
自己紹介:
長湯温泉でノンビリ暮しています。登山、尺八・三味線、農林業など、いろいろ趣味を楽しんでいます。神社の神主もしています。

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