野生の獣肉→山菜→野生の果実 →最後に虫
このまま人口増加が続けば家畜の肉や魚は不足し、人類は必然的に虫を食べなければならなくなるとか。そこで虫について。
(私が今まで食べた経験のある虫)
ハチの子:バターで甘辛く炒めて食べた。ものすごく美味しい。
ハチの親:上記と同様の調理方法で食べたが口中に固い針や足が残り食べられなかった。
イナゴ:信州に登山に行った時に佃煮を食べた。エビに似てて美味しかった。
カイコ:韓国釜山の通りで買って食べた。形はポテトチップに似ていたが油臭くて食べられなかった。
カタツムリ:虫ではないが、5歳頃にサザエのつぼ焼きのようにして食べた。美味しかった。
タニシ:小さい頃に何度か食べた。美味しい。
マムシ:これも虫ではないがウナギのかば焼き風にして食べた。肉はほとんどなく骨を食べている感じ。しかし美味しい。30年ほど前、久住山の麓の村で10歳くらいの少年が皮を剥いて日干乾燥した串刺しのマムシ1匹丸ごとをムシャムシャ食べながら歩いているのを見た。ワイルドの極みと感動した。その少年は今では立派な自衛隊の中堅幹部になっている。
(食べたことはないが食べたという話を聞いたことがある虫)
柳虫:しだれ柳の病気になったコブに棲息する虫。見たことがないのでどんな虫か判らない。炒めて食べると美味しいらしい。釣りの餌としても使われるらしい。
カミキリムシの幼虫:シイタケの原木に棲息。美味しいという。
ゲンゴロウ:焼いて食べると美味しいとのこと。ただ、今ではゲンゴロウはほぼ絶滅。
ガザムシ:正式な名は知らない。川底に棲みムカデに似る。本州では美味として珍重されるとか。見た目は気持ちが悪く食べる気になれない。
カワニナ:タニシみたい。
ムカデ:食べたことがあるという人から話を聞いたことあり。本当に食べたのか疑問?話では、あまり美味しくないらしい。今でもムカデはビンに油漬けしてケガ、ヤケドの薬として利用されている。効能は?多分無かろう。
(食べてみたい虫)
エンマコオロギ:太っていて美味しそう
スズムシ:小エビのテンプラみたいに衣をつけて天ぷらにしたら美味いに違いない
(これから食料として利用されるであろう虫)
アリ、ハチ、ハエ、カイコ。私はハエの幼虫の「うじ虫」が有望と考える。
今は、食堂で料理を注文するとき、ビーフ、ポーク、チキンなどと注文するが
将来は「アリ」「ハチ」「ハエ」「カイコ」などと注文するようになるに違いない。
今から虫を食べるのに慣れておかなくては生きていけない。
皆さん、虫を食べましょう。
写真は田植えの終わった水田。
梅雨時の水田は美しい。
今、久住、長湯の村は「さなぶり」に入った。
「さなぶり」とは「田植え休み」のこと。
良い響きで好きな言葉だ。
(久住山の仙人)
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