前回のカラスヘビの写真が気持ち悪いと不評でしたので、今回はヘビはヘビでも愛嬌のあるトックリヘビ(ツチノコ)のお話と写真をお届けします。
ツチノコは体長50センチ前後。その特徴はビール瓶のようなずんぐりした胴体。体色は茶褐色か黒褐色。ツチノコの気性は極めて荒く、人を見ればジャンプして飛びかかってくる。
私がツチノコを目撃したのは、大分県竹田市直入町大字長湯にある「長湯ダム」に流れ込む川に架かる橋。迫力のあるこのツチノコの写真をとくとご覧あれ。
このツチノコのモニュメントが建てられたのは、旧直入町役場勤務の総務課長I・T氏がこの場所でツチノコを目撃したため。I・T氏はいつも髪を七三に分け、それをしっかりとポマードで固め、服装はどんな暑い時でもきっちりした隙の無いスーツ姿。超真面目人間で嘘は勿論、冗談も言えないような方です。彼の目撃談の後に、町の人々が総出で「ツチノコ捕獲作戦」を展開しましたが、残念ながら発見には至りませんでした。しかしI・T氏のこの目撃を記念して、直入町がこの目撃場所にモニュメントを建立した次第です。
実は、かく言う私も実際にツチノコを目撃したことがあります。今から50年ほど前、私が12歳、小学校6年生くらいの時。場所は、このツチノコ橋から約10キロほど離れた久住町を流れる久住川。夏の日の午後、久住川から水を取り入れている幅1、2mほどのコンクリートでできた用水路の中を歩いていた時のことです。用水路は水を抜かれて小さな水たまりがアッチコッチにできており、中に取り残された小魚がたくさんいました。私はそれを見るため用水路の中を歩いていたのです。すると歩いていたら突然ビール瓶のような物が地面から起き上がり、私を攻撃しょうとしたのです。私はビックリして用水路の中をもと来た方に走ってって逃げました。ツチノコ騒動が全国で起きたのはそれから10-20年後。もちろん当時、私はツチノコの存在を知りませんでした。このビール瓶のようなヘビの話を皆にしましたが誰も信じてはくれませんでした。イタチだったんでは?。ヘビが魚を飲み込んでいたんでは?私は田舎に育った子ですので、イタチや獲物を飲み込んだヘビをこのツチノコらしき動物とを見誤うはずがありません。あの異常に大きなお腹と攻撃姿勢は今思えばツチノコだった。大人になってからツチノコ騒動が全国で起きましたが、あの時見たのはツチノコだったのだと今も強く確信しています。
この記事をご知り合いの方にも読んでもらえるよう広めてください。ツチノコの情報を知りたいので。
(久住山の仙人)
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