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長湯温泉に暮らし 久住山に遊ぶ

自然を愛する人たちへ発信

05/18

Sun

2025

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08/11

Mon

2014

午前中は仕事。雨が降るので登山はあきらめウォーキング。
「鍋割峠」に行くことにしました。
ガンジー牧場→くたみ分かれ→鍋割峠   往復2時間30分
この道は久住と法華院温泉とを結ぶ生活道路。
私の知人の親は、昔、馬に荷物を積んで月に2-3回この道を通ったとのこと。
よくもまあ、こんな急峻な道を馬が通ったもの。
しかも重い荷物を乗せて。
途中、「鳴子山」に通じる登山口を見つけました。
鳴子山登山道は久住連山にあるすべての登山道の中で一番困難なルートでしょう。
いつか登ってみようと思います。
写真は「鍋割峠」の標識。
この先は「佐渡窪」→「鉾立峠」→「法華院」です。(久住山の仙人)

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08/10

Sun

2014

ビルマの竪琴

孔子は弟子に「一日をどのように過ごせばよいか」と問われて、「礼と楽に励め」と答えたと、
論語は言う。
 人には礼儀正しく接し、かつ唱歌や楽器演奏に励みなさいと教えたのであろう。
私には「礼」は分かるが「楽」は少々理解し難い。
 それはともかく、私は昔から楽器が好きだ。演奏は上手ではないが楽器の構造や形状が好き。
どういう構造になっているのか、また自分で作れないかといつも考える。
 写真は「ビルマの竪琴」。竹山道雄の小説、「ビルマの竪琴」で有名だ。
この琴は元々、僧侶が弾く法器。楽器として使えなくもないが糸の調弦が難しく
西洋音階のソの音が欠如しているという楽器としては致命的な欠陥がある。
 写真の琴は20年ほど前にミャンマーの女性から貰ったもの。
大分県では私が所有するこの楽器がただ一台のビルマの竪琴であったが
近年大分県護国神社もどこからか入手したようである。
ビルマの竪琴は船の様な形状、鮮やかな紅色の紐、貼り付けられた本物の純金の金箔と
見て楽しい楽器である。
(久住の仙人)

08/09

Sat

2014

台風が来ていますね。

久し振りに大型台風の襲来です。被害、特に人的被害と農家の農作物の被害のないことを祈るばかりです。
 今日と明日の午後、久住山に行けません。外に出れない時は室内で三味線・尺八の練習か読書です。荒れた天気の日は何故か小説でなく、評論文や人生訓を記した本を読みます。特に大雪や台風の日に、本棚から引っ張り出して読む本があります。25年前、私は神主になるため大分県護国神社で修行をしていましたが、当時の板井宮司から頂いた本です。
『論語を楽しむ』という本で、平澤興という方が各地で講演された講話を集録したものです。
平澤という方は京都大学の総長をされた医者であります。専門は解剖学。解剖を研究される先生は、医者の中でも特に物事を深く考える(哲学する?)優れた人物が多いように私には思われます。森鴎外のご子息で元東大医学部教授の森オットー氏、同じく元東大教授の養老猛氏、元京大総長の岡本先生などなど。うち、私は、岡本先生には40年ほど前に何度もお会いし話も実際していただいたことがあります。体全体から発せられる君子の知性と威厳と温和さに、ただただ圧倒されたものです。日頃ご遺体に接していると、普通の人に比べ色々考えさせられることが多くあるのだと思います。
 今日は天気が悪く、私得意(?)のアイパッド撮影が外で出来ません。          何時もの、私の自画像「55歳の私」掲載です。悪しからず。(久住山の仙人)

08/08

Fri

2014

「昨日の写真はハコネユリではなくヤマユリではないか」というご指摘。ごもっとも。
正式な名はヤマユリですね。ヤマユリには10通りほどの別名があり、ハコネユリはその内の一つ。
今日の写真はコオニユリ。竹田地方には沢山自生しています。ヤマユリと違って繁殖力が強くすぐ増えます。花は綺麗ですが、ありふれた花ですので人もあまり採らないですね。コオニユリがあるならオニユリはあるのか?あります。両者の鑑別は非常に難しい。普通、葉のつけ根にムカゴがあるかないかで鑑別します。あるのがオニユリ、ないのがコオニユリ。竹田地方にはヤマユリ、ウバユリ、コオニユリの他にカノコユリがあります。ただカノコユリは非常に少ない。カノコユリは九州の西側に多いですね。5年ほど前、鹿児島県の離島、甑島に行きましたが、その島は二種類の色のカノコユリで島全体が覆われていました。甑島は世界で一番ユリの多い所ではないでしょうか。写真はコオニユリ。
(久住山の仙人)

08/07

Thu

2014

お日様が見えました

今日は久し振りに、お天道様を拝むことができました。連日、雨だったので本当に久しぶりの晴天です。
 今朝の長湯の最低気温は17度。涼しいというよりは少し寒いですね。猛暑に苦しむ都市の人たちにこの涼しさを分けてあげたい。空は天高く雲は筋雲。もう秋の気配ですね。
 写真はハコネユリ、別名は竹田の白百合。旧岡藩(竹田市と豊後大野市)に広く自生しています。他の地域ではほとんど見ることができません。これは旧岡藩主の中川公が戦の際、籠城に備えるための非常食として、このユリを領内に植えることを奨励したためです。その際、関東の箱根から球根を取り寄せたため、竹田市ではハコネユリと通常呼ばれています。花は豪華絢爛、匂いも強く立派な花です。江戸末期、欧米諸国はこの花を自国に持ち帰り園芸種に改良し、今ではそれを世界各国に輸出して大儲けをしています。
 子供の頃、この花の咲くころが夏休みの真っ盛りでした。この花の咲くころが一年で一番楽しかったという思い出があります。近年、盗掘と増加した猪の食害で、この野生のユリは激減しています。
                        (久住山の仙人)

プロフィール

HN:
久住山の仙人
性別:
非公開
趣味:
三味線、尺八、登山
自己紹介:
長湯温泉でノンビリ暮しています。登山、尺八・三味線、農林業など、いろいろ趣味を楽しんでいます。神社の神主もしています。

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