昔、曽祖父の二男(私の祖父の弟)が剣道の達人だったというので
何か剣道用具がないかと思い、生家の蔵を探してみた。

すると、曽祖父が使用していたステッキ、帽子、マントが出てきた。
ステッキは黒檀の木で出来ており真っ黒くズッシリと重い。
重くて、散歩に使うと少々疲れそうだ。
帽子は 山高帽 とでもいうのか。
内側は牛皮が貼られており舶来物だ。
マントは、宮沢賢治がマントを着た有名な写真があるが それと同じ物。
襟にはラッコの毛皮が使われている。
私の曽祖父は明治の時代、随分粋な格好をしていたようだ。
写真はステッキと山高帽。
(久住山の仙人)
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