降ったり止んだり照ったりと目まぐるしく変わるこの頃の天気である。
私は天気の良い夜には星を眺める。時には標高700メートルの久住高原まで星を観に行く。
特別、星の知識があるわけではない。星を見て即座に名を言えるのは北極星、北斗七星、シリウス、金星、火星くらいなもの。ただ、満天の星を眺めていると心の底から嬉しくなる。
人が持つ本質的な性なのであろう。時々、流れ星も見る。この時はもっと嬉しくなる。
流れ星は、ほとんどが地球に着く前に燃え尽きてしまうが、稀には地上に到着するものもあり、それ等を総計すると一日に2トンくらいになるという。地球は一日一日大きくなっているのだ。
そう考えると、これまた嬉しい。
私には子供の頃から不思議に思っていることがある。宇宙は無限に広がり大きさに限りがないという。「限りのない物が存在する」、このことがどうしても理解できない。
存在する物は必ず大きさに限りがあるはずだ。
写真は隕石?いや、違う。何億年か何千年かの年月をかけて古代の植物の樹脂が石に変わった物。ミツバチの飼育方法を教えてくれた元高校の先生から頂いた形見の品。ズッシリと重い。
15キロもある。(久住山の仙人)

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