NHKの大河ドラマ「軍師 官兵衛」が好評である。
主人公、黒田官兵衛の居城、中津城には数本の一節切が残されているとのこと。
一節切とは尺八の原型で、戦国武将たちが楽器として愛用していたもの。
官兵衛も吹いていたに違いない。
昨年、中津市の有志が、この一節切を復活させようとして、この城に保管されていた物を真似て作ってみたとのこと。
ところが完成した物を吹いてみたがまったく音が出ず、曲を吹くどころではなかったとのこと。
尺八作りは難しい。
私はもう10年以上、既に50本以上は作っている。
もちろん今では楽器として十分通用するが、100パーセント満足というものはほんの2-3本しかない。
(久住山の仙人)

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