人からの、また聞きだが面白い話をご披露。
同じ職業の人達が集まって懇親会を開いたとのこと。
そこで幹事から「乾杯の音頭」を頼まれた人がスピーチのために立ち上がろうとした時
座の中央に座っていた最高齢の人が突然皆に向かって
「皆に言っておくことがある。この会で一番上で偉いのは俺だ。覚えとけ」と
大声で言い放ったとのこと。
座してた者は、皆最初は何のことか判らずキョトンとしていたとのこと。
しかし、自分を偉いと言う御仁の話を聞いてみると
この御仁はスピーチに自分が指名されなかったことに甚くご立腹した様。
この御仁、もともと普段から傲岸不遜な態度で仲間からマトモに相手にされていない人物。
当然といえば当然であろう。
しかし、世の中には驚愕するようなことをノタマウ人間がいるものである。
ちなみに、この会では、これからの懇親会でのスピーチは
スピーチを希望する者を前もって募るとのこと。
そして希望者には心行くまでスピーチをしてもらうとのこと。
もしも希望者が現れなかったら、全会員から「スピーチをして欲しい人」を挙げてもらい
一番票を集めた人にスピーチをお願いするとのこと。
けだし妙案である。
写真は黒岳の麓に多く自生するマムシ草。

(久住山の仙人)
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