今日は満月です。私は満月の夜、天気が良ければ、久住高原を1-2時間歩きまわります。人工の灯がなく、人も車もいない広大な草原を歩きまわっていると「自分はアフリカ大陸の地溝帯に生まれ世代を経て今ここを歩いている」などと考え、哲学者になった気分です。2週間後には新月がきます。新月の夜には懐中電灯を持って、1時間ほど漆黒の久住高原を歩きまわります。満天の星を見ながら歩くと「自分は宇宙の塵の一つだ」と実感します。流れ星を見た時には「地球は毎日毎日少しづつ大きくなっている」と思い、少し嬉しくなります。
写真はユキノシタの花。葉をテンプラにして食べると大変美味しいです。(久住山の仙人)

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