「エノハとは何」?。県外から来た人によく聞かれます。実は、本当のことを知っている人はあまりいません。エノハとはヤマメとアマゴの総称です。ヤマメとアマゴは非常によく似ていますが体側のパール模様が少し違います。区別が難しいので竹田地方では両者を一緒にしてエノハと呼んでいます。正確に言えば、長湯を流れる「芹川」に棲むのがアマゴ。久住を流れる「稲葉川」に棲むのがヤマメ。芹川は大分川になり、稲葉川は大野川になります。長湯と久住の中間に「小倉峠」という高地がありこれが大分川と稲葉川の分水嶺です。小倉峠がアマゴとヤマメの棲息場所の境界です。
写真は芹川に架かる橋の標識。芹川はアマゴ、カワセミ、カジカガエル、スッポン、ウナギ、ニジマス、ワカサギ等々が住む豊かな川です。(久住山の仙人)

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