この時期になると渋柿を何時採るべきかで頭を悩ませる。
収獲時期によって干し柿の出来不出来が大きく左右されるからだ。
我が生家にはどういう訳か知らないが、沢山の柿の木がある。
何十本と。
しかも種類も色々に。
写真の大木の渋柿は60年ほど前から今と同じくらいの大きさだ。
恐らく樹齢は100年を超えているであろう。
我が家では「たいしょう柿」と昔から呼んでいる。
山野に自生している野生の山柿(マメ柿)に栽培種の渋柿を接ぎ木にしたもので、
根本から生えている大きな幹のうちの一本には台木のマメ柿が実る。
ただし、このマメ柿は食用にはならない。
近年、この大きい方の渋柿を収獲し、干し柿を作るのが私の役目になっている。
11月に入れば収獲だ。
ところで、この、「たいしょう柿」は「大将柿」か「大正柿」か
ご存知の方は教えて欲しい。

(久住山の仙人)
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