若い女性の間で、戦国武将をアイドルとすることが流行って久しい。
それらの女性を「歴女」というらしい。
彼女らの話に加わりたいがために、私も歴史に関心を持つようにしている。
戦国武将の食生活を歴史書で調べてみた。
諸説色々あるが、まとめてみるとだいたい下記の通り。
食事は朝夕一日ニ食。
主食は玄米で朝夕2回、それぞれニ合五勺ずつ計5合。
これは茶碗大盛り10杯になるそうだ。
この分量は古代から昭和40年ころまで、基本的には変わらないとのこと。
ちなみに私の父は戦前ビルマで陸軍の主計将校で、
軍隊の食料管理も職務の一つだったが、
その時の兵一人当たりの米の配給量は米7合だったとのこと。
激しい運動を強いられる兵隊は一般人に比べるとをかなり多かったようだ。
また、秀吉が明智光秀を討つために「中国攻め」から引き返す際に
兵に持たせた米も7合とか。
味噌汁はぬか味噌汁。
副食は野菜の煮物、納豆、漬物、梅干し。
ご馳走として稀に魚、山鳥。
今に比べれば粗食だが、私の今の食生活とはそれほど変わらない。
写真は久住町。
久住町は肥後藩細川公の造った宿場町。
南北に主道が通り、道は防御のため卍形をしている。
主道から北に首を回らせば久住山と稲星山が望める。

(久住町の仙人)
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