昨日は15キロのリュックを担いで大船山を8時間も歩き廻りましたので疲れました。今日も足や肩の筋肉,関節が痛みます。近年こんなに疲れたのは久し振りです。年かな。
昨日歩いた「板切コース」はカッコウとマムシの生息地として地元で知られている所です。昔は地元の人がマムシ獲りにここをよく訪れたそうです。カッコウは確かにいました。ただ、マムシには幸い出遭いませんでした。マムシが活動するのは普通日没の前後です。マムシの代わりに綺麗な蝶、アサギマダラがたくさん舞っていました。
昨日はマムシには出遭いませんでしたが、今朝マムシに出遭いました。
今日見たマムシはマムシの特徴を良く備えた典型的なマムシです。
マムシは色や模様が個体によって少しづつ違います。
写真のマムシは標本にしたい位マムシの特徴を備えています。
体長40センチ。ずんぐりした体。特徴的な銭形模様。色調も標準的。三角形の頭。ツチノコそっくりです。じゃ香も発します(私は湿度の高い時は匂いでマムシを見つけることができます)。
余談ですが、私は子供の頃マムシを食べたことがあります。ちょうどウナギの骨のかば焼きのような味で美味しかったです。この写真のヘビはとても美味しそうな感じです。
日本にヘビは数種類います。すべて有毒ですが人が、噛まれて死ぬのはマムシとヤマカガシだけです。ヤマカガシの毒牙は喉の奥にあるため、人が指をヘビの口深くに突っ込まないかぎり噛まれることはありません。そのためヘビに噛まれた際、重要なのはマムシに噛まれたのか、それとも他のヘビなのかを知ることです。
この写真をカラー印刷にして、お子さんやお孫さんにマムシの特徴を教えてあげてください。
ヘビに噛まれた時にきっと役立ちます。(久住山の仙人)
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