知人が道路を歩いている大きなカメを見つけて持ってきた。
甲羅の長さが約25センチほどもある大きなカメだ。
こんな大きなカメは珍しい。
日本で見られるカメはクサガメ、イシガメ、そして外来種のミシシッピ-・・・(ミドリガメ)の
3種類。
甲羅が黒いのでクサガメらしい。
近くの川に逃がしてやった。
60年ほど前、子供の頃、カメはあちこちにいた。
大きなカメの甲羅には決まってキリで開けた穴が二っ三つあった。
昔は、その穴にヒモを通して庭先に繋ぎ、子供が犬を飼うようにカメを飼育したものだ。
カメにとっては大変な災難だったにちがいないが。
ただ、カメは大抵、1-2週間でヒモを引きちぎって脱出に成功するが。
(久住山の仙人)
PR