「作家と話そう」という催しが竹田市役所で開催され参加した。
三浦しをん という女流作家を見たいがため。
彼女は「直木賞」と「本屋大賞」の、二つの賞のダブル受賞者。
作家にとって、この賞の一つでも受賞することは夢のまた夢。
彼女はそれを、そして二つも成し遂げたのだ。
そのため、どんな作家かを実際自分の目で見て確かめ、そして話もしてもみたかった。
小説の作風から三浦しをんは多分女であろうと思っていたが、
正確なところ男か女かもはっきり知らなかったのだ。
実際に見た彼女は、年齢はハッキリしないが、そろそろ中年にさしかかってきているのかな、
若い頃はチョッと突っ張った娘だったのだろうなという感じの女性だった。
ただ、作家に欠かせない鋭い感覚の持ち主であることは間違いない。
また人を食ったような物言いはいかにも作家らしい。
少し話をする機会を得て話してみたがたが
本当の素顔は案外、純で優しい女性らしい女性なのかも知れない。

(久住山の仙人)
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