前々日の記事に、ヘビに噛まれた時はマムシか他のヘビかの鑑別が重要と記した。
シマヘビはすぐ判る。縞があるか真っ黒い。細く動きが速い。
アオダイショウは青褐色。体が大きく動きが鈍い。
ジムグリの幼体は赤や茶色で派手な色。成体は地味で模様がない。
鑑別を要するのはヤマカガシだ。模様がマムシのそれによく似る。
よく見なければ見間違う。ヤマカガシはマムシ以上に強い毒を持つ。
ただ、毒牙が喉の奥にあるため噛まれても毒が注入されることはない。
したがって、死ぬことはまずない。写真はヤマカガシの幼体。

(久住山の仙人)
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