実家の年老いた両親が「家に巣を造って抱卵していたツバメをヘビが襲い、一羽がかみ殺されてしまった」とがっかりした口調で電話してきた。実は、我が家には記憶にないほどの昔から、ツバメが巣を造り、年に2回ほど子育てをしていく。しかし、今までヘビにツバメが襲われたことは一度もない。巣は離れの入り口、2メートルほどの高さのコンクリートの壁に造くられており、とてもヘビでも登ることが不可能なような所だ。私の親は夜の9時頃に離れに行ったところ、巣に体を巻きつけてツバメをくわえているヘビを偶然発見。すぐに、ホウキでヘビを下に落とし、ツバメをヘビから離したがツバメはすでに絶命していたそうだ。ヘビは1メートルほどの細い黒褐色のヘビで種類は夜のために良く見えず不明。ヘビも生きるためにはツバメを襲うことは仕方ないが、それにしても傾斜角90度のしかも何の手がかりもないコンクリート壁をよくよじ登ったもの。ヘビは地を這い地に潜り、水を泳ぎ水に潜り、木や壁や電柱にも登る超能力者。
※デジカメを紛失したので暫く写真なしのブログが続くかもしれない。
(久住山の仙人)
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