エノキの苗木を購入した。
エノキは巨木になる落葉樹。
大きな木陰を作り、小豆状の甘い実が成る。
そのため江戸時代「一里樹」として街道に植えられた。
「豊後街道」、「肥後街道」には、それらが今も巨木で残る。
ただ、エノキは用材としては、ほとんど利用価値がない。
そため人が山に植えることはまずない。
そんなエノキの苗を今回購入した。
目的は国蝶オオムラサキを育てるため。
オオムラサキは、この木の葉に卵を産み付け、サナギまでこの木で育つ。
大ムラサキは、この木なしには存在できないのだ。
そのため、私はエノキを植える。(久住山の仙人)
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