久住連山の一つ、大船山には「米窪」という巨大な噴火口がある。今は全く蒸気を吹きあげてはいないが、太古の昔には凄まじい噴火活動があったのだろう。これが噴火したら逃げ場がない。九重町側は勿論、竹田市側の長湯温泉まで火砕流が押し寄せるとのこと。強いて言えば、「立中山」を経由して「沢水キャンプ場」に逃げれば安全かもしれない。
「三股山」の頂上にも巨大な噴火口がある。ここが噴火したら竹田市側の「赤川」、「南登山口」、「本山」の登山口に逃げること。九重町側に逃げたら命が助からない。
阿蘇山が大噴火を起こしたらお手上げだ。有史以来2-3回大噴火を起こしたという。その時の火砕流は北は山口県まで、南は宮崎県の都城市まで到達したという。植物、動物が絶滅したのは言うまでもない。今もその痕跡として埋もれ木が各地で見られる。九州は阿蘇アイランドだ。
昨日の私のブログの訪問者は98人を数えた。
ブログ開設以来、一日の訪問者数としては最高の数字。
嬉しい限りである。
また、写真のキノコをアミガサタケと記したが本当はキヌガサタケというようだ。
大変珍しく食用にもなるという。

(久住山の仙人)
PR