竹田市の玉来地区にある通称「狐頭稲荷」様、扇森稲荷神社の
入り口の石段に咲いた一輪の花。
見慣れない花、多分、サフランの花か?
竹田はサフランの生産量日本一の地。
どこかで栽培している花の種が、ここまで飛んで来て花を着けたのであろう。
狐頭稲荷神社は竹田大野地区では参拝者が一番多い神社。
ちなみに神社の社格は官幣社(大、中、小)、県社、郷社、村社、無格社の5段階あるが
この狐頭稲荷神社は村社(町立もしくは村立)であまり格は高くない。
この竹田・大野地方の「一の宮(昔、中央の役人が一番最初に参拝に来た)」は城原八幡社。
ここは県社(県立)で、竹田地区にはもう一つ特別に県社(広瀬神社)がある。
広瀬神社は旧海軍省が広瀬海軍中佐を称えるため建立したもので、
「一つの行政区に一つの県社」に当てはまらない法律外の特別な神社。
神主も淨階、明階、正階、権正階、直階の5階級がある。
直階は神社の宮司になれなれず、雇われの身分。
権正階は県社までの神社なら宮司になれる。
官幣社の宮司になるには正階以上の位が必要。
私は権正階の神主資格を持っているので県社(県立)、郷社(市立)、村社(町・村立)、
無格社(その他大勢)の宮司にはなれるが官幣社の宮司にはなれない。(久住山の仙人)
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