最近、50代の息子が80代の母親の介護疲れで、介護を放棄して母親を死なせたという
ショッキングな事件がマスコミに大きく報道された。
痛ましい出来事で、息子は多くの避難を浴びるだろうが、一月間「息子介護」を経験した
私には、母親を死なせてしまった息子の気持ちが判らないでもない。
「息子介護」は「娘介護」とは、また違った色々な問題を抱えている。
話は、まったく違う大分県知事選に移る。
3月末までは寒さで久住山登山はお休みのため、「久住山の仙人」の名は返上。
俗な選挙の話になるがお許し願いたい。
現職知事に挑戦する義兄は、当初は全く歯が立たないのではないかと思っていたが
出馬宣言をして一月、ここにきて、風向きもやや変わってきた。
マラソンレースに例えるなら、先行する現職知事の背中を後方からシッカリと
捕えることが出来るまでに追い上げてきたというところ。
ただ、まだリードされており、相手もこれから地力を発揮してくるだろうから
本当の勝負はこれから。
相手は高級官僚出身で戦いに不慣れな、東京から来て将来また東京に帰る方、
対して、こちらは30年間に渡り地元大分で選挙を戦ってきて地元に骨を埋める者
最後の「ど突きあい」の勝負になれば土の臭いのする
こちらの候補に勝算ありと踏んでいるのだが。
(久住山の仙人)