シカやイノシシ、アナグマなどの姿をよく目にする。
また、それらの動物を車で轢いた経験のある人も多い。
本当に野生動物が増えた。
この辺では田畑は勿論、家屋敷までも野生獣の侵入を防ぐため柵で囲っている。
人間が柵の中で暮らしている状態だ。
この現象は江戸時代に戻りつつあるようだ。
人口2千万人の江戸時代では野生獣は里に沢山棲息していたであろう。
それが明治時代の産業革命以降、人口が急増し
そのため野生動物は奥深い山に追い込まれた。
ところが今は人口減少により、野生獣が再び里に戻りつつあるのだ。
近頃はヘビを見ることが少なくなった。
イノシシの増加により、ヘビがイノシシに食され、見る機会が減ったものと思われる。
写真は私の家の駐車場の端。
イノシシの固い鼻で畑のように掘り返された。
ミミズか甲虫の幼虫か、または彼岸花の球根が目当てでを掘ったようだ。

(久住山の仙人)
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