例年になく早い秋の到来だ。
空気も乾燥しヒンヤリしている。
子供の頃の、地球が温暖化する前の昔の秋のようだ。
私にとっての秋の到来を感ずるものは柿と栗。
どういう理由からか、私の生家には色々な種類の柿の木が何十本もあった。
余りに多すぎると柿に対して興味がまったく沸かないのか、
不思議なもので子供の頃、柿を食べた記憶がほとんどない。
栗は家の周りに植えた木が一本あっただけだが、
家の持ち山に行けば自然のシバ栗がいくらでもあった。
栗拾いは面白く、子供の頃は栗採りによく行き茹でて食べものだ。

(久住山の住人)
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