何故だか知らないが我が生家には沢山の柿の木がある。
その数何十本。多い時は百本ほどあったかもしれない。
種類も甘柿、渋柿、大きな柿、小さな柿、早生があれば晩生の物も。
しかし柿の木の手入れはまったくしていなかった。
あまりに収量が多くて、とても家族で食べきれるものではない。
ほとんどの柿はカラスかタヌキかテンの食料になる。
時々、果物屋が買いに来た。
何故我が家に柿の木が多いのかはっきりした理由は判らない。
ただ、江戸時代我が家は岡藩と肥後藩の国境にあり岡藩の出城の役をしていた。
そのため、戦などの緊急時の際の非常食として植えられたのではないかと推察する。
写真は我が家の富有柿。

(久住山の仙人)
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