新装開館した「大分県立美術館」に行った。
恐らく今後は、今回のように有名な作品が多く集まることは二度とあるまい。
目玉の展示品は「長谷川等伯」の襖絵。
「狩野派」の絵師達が教育された秀才のエリートとするなら
等伯は天分だけで世に認められた天才だ。
彼のような絵は誰も描けない。
他に良いなと思った画家は
藤田嗣治、岸田劉生、田能村竹田、等々。
これなら自分でも描けそうと思ったのは
頼山陽(頼先生には失礼)。
どうしても理解出来ない画家は
ピカソ、ダリ、・・。
どうし彼らが高く評価されるのだろう?
どこからどう見ても、ひっくり返って観ても何が何だか分からない。
実に芸術は「不可解の極み」である。

(久住山の仙人)
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