久住の馴染みの温泉に行き、そこで、よく出会う猟師に昨今のイノシシ事情を聞いた。
とにかくイノシシの数が増えているらしい。
イノシシは何もしなければ、イノシシから人を襲ってくることはない。
ただ何かがあった時は、イノシシは猪突猛進で人を襲う。
100キロを超えるイノシシもおり、熊や猿以上に危険かもしれないとのこと。
(東北地方のある山のガイドは猿の群れが一番怖いと言っていた)
〇猟師がワイヤー罠にかかったイノシシを仕留めようと銃を持って近づいたところ
ワイヤーが突然イノシシから外れて襲われた。猟師は瀕死の重傷を負った。
〇別の猟師が、連れていた猟犬の安全を確かめるために藪に入ったところ
突然手負いのイノシシに押し倒されアッと言う間に身体を7か所も噛まれた。
幸い傍に仲間の猟師がいたので命は助かった。
〇さらに別の猟師が、箱罠で捕えたイノシシを仕留めるために
箱罠の外から長い槍でイノシシを突こうとしたところ、
イノシシが暴れ槍が猟師の太腿に突き刺さった。
幸い傍にいた人が救急車を呼んでくれたので命は助かった。
その他、イノシシに痛い目に遭った人は多い。
イノシシで注意する点。
1)ウリ坊(イノシシの子供)を見たらすぐに逃げること。近くに親イノシシがいる。
5-8月頃特に危険。
2)犬を連れての散歩は危険。犬がイノシシにチョッカイを出すと、
イノシシは犬だけでなく人にも攻撃してくる。
3)猟場近くは危険。イノシシの気が立っている。
4)山道を歩く時は、クマよけと同じように鈴を鳴らすべし。
登山の時も鈴をリュックに付けて。
今年はイノシシがまた増えたのか、我が家の冷凍庫には猟師から貰ったシシ肉が既に4塊も。
(久住山の仙人)
に
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