以前、手負いのイノシシに逆襲され、仕方なくイノシシを後ろから羽交い絞めにして
イノシシの耳の根元に噛みつき、自分の歯がすべてグラグラになった猟師の話をした。
今度は私の小、中学校時代の同級生がイノシシと格闘したのだ。
彼は畑のフェンスの中で、まだ子供の2頭のイノシシが野菜を荒らしているのを見つけた。
それで、その内の1頭に猛烈にダイビングタックルしたのだ。
イノシシは10キロほどで中型の犬ほどしかなかったとのこと。
ところが、これが予想外に強く、彼は30分近くも格闘し
応援に駆け付けた人と、二人でやっとイノシシを生け捕りにしたとのこと。
30分もの格闘の間、彼は手足を何か所も噛まれ血だらけになったとのこと。
怪我だけならともかく、格闘で肩の骨を亜脱臼したらしく
今も医者通いを強いられている由。
イノシシとの格闘は多大な犠牲を払うはめになったとのこと。
生け捕られたイノシシは近くの人に引き取られブタと一緒に飼われているとのこと。
子供だといっても野性のイノシシを甘くみてはいけない。
(久住山の仙人)
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