義兄が知事選に出馬するということで、昔の大分県知事のことを思い出した。
木下郁知事。
55年ほど前、木下知事が「移動県庁」で久住小学校に来られた時
私は生徒代表で木下知事と握手をする光栄に浴した。
その時、知事の手はとても大きく暖かく感じた。
当時、日本での革新知事は京都のニナ川知事と大分の木下知事の2人だけだった。
都会の京都府ではともかく、田舎の大分県で革新から知事に当選するなど
奇跡に近いことだった。
それだけ木下知事の力量が凄かったということだろう。
木下知事は広い太平洋を波を蹴立てて進む巨船のように堂々としていた。
木下知事は民謡「久住高原の唄」が好きで
自分も歌い、部下にもよく歌わせたそうだ。
私は小学校5-6年の時に、知事の部下の「大分県畜産試験場」の場長「寺尾」氏から
「久住高原の唄」を習い、64歳の今も歌っている。(久住山の仙人)
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