熊本市の熊本城と大分市の鶴﨑港を結ぶ江戸時代の街道を豊後街道、または肥後街道と言う。
熊本県側にあるものが豊後街道、大分県側にあるものを肥後街道。
約31里、124キロある。
近年は、この道を歩くウォーカーは多い。
江戸時代、九州を横断する中心的な街道で、殿様が参勤交代で通り、多くの商人が商いで通り、名のある文人墨客が通り、幕末には勝海舟と坂本龍馬も通った。
写真は大分県竹田市久住町の神馬村にある一里塚の石灯篭。
非常に優美で一見の価値あり。
また、この辺は江戸時代の街道の面影がそのまま今に残っている。
江戸時代にいるようだ。
これとほとんど同じ形の石灯篭が同じ久住町の「南登山口」にもある。
こちらも大変優美で絵や写真の画題として有名だ。

(久住山の仙人)