40年前から理事を務めている特養老人ホームの理事会出席のため大阪に行く。
朝5時に家を出て10時30分に大阪着。
まずは、大阪ミナミのど真ん中にある古刹に行く。
この寺は学生時代の6年間を過ごした思い出のところ。
ここの住職夫妻は見も知らぬ私の、家賃ただの居候を認め
その上、時には小遣いまでくれた。
まるで落語話に出てくるような、しかし、本当にあった話。
ご住職夫妻は既に鬼籍に入っており、仏壇に拝んだ。
次に、学生時代、保証人になって頂いた恩師にご挨拶。
恩師は90歳近い年齢にもかかわらず、有名百貨店内に持つ
ご自分の診療所で今もバリバリ診療されている。
姿勢もシャッキとして、認知などまったくない。
まさに驚愕。
次に28歳から創設理事を務めている特養老人ホームへ。
20代後半から30代、人生の一番元気な時期に
深く関わったところだけに、ここに対する思い入れは強い。
発足時は20人足らずの職員だったが、今ではパートも加えると
300人にも達する巨大社会福祉施設となった。
地域の人達のお役にたち、地域の人達に愛される
施設であって欲しいといつも願う。
仕事を終えて大分の自宅に帰り着いたのは
次の日の早朝午前2時。
(久住山の仙人)